畳のお部屋にジョイントマットを敷きたいけど、畳の上に敷いて大丈夫なのか?とお考えの方も多いと思います。
畳の上にジョイントマットは敷けますが、フローリングよりもより湿気が溜まりやすく、ダニカビが発生しやすいので、定期的に掃除をする必要があります。
畳のお部屋でもジョイントマットを使うメリットはたくさんありますので、畳の上にジョイントマットを敷くメリットと注意点についてご説明したいと思います。
(紺色らいおんさんによる写真ACからの写真)
畳は呼吸している。
畳は日本の高温多湿の風土にあった床材で、吸放湿性に優れています。
吸放湿性とは、湿度が高い場合は湿気を吸収し、逆に乾燥してきた時は水分を放出する機能です。
畳一枚で、なんと500mlの水分を吸収できるそうです。
そのため、断熱性、保温性にすぐれ、ほどよい弾力性があります。畳の上で寝転がると気持ちいいですよね。
畳の上にジョイントマットを敷く効果
畳の上にジョイントマットを敷くと次のようなメリットがあります。
畳の保護
ペットを飼っているお宅や、元気なお子様がいるお宅では、畳がボロボロになってしまう場合があります。
ペットなどが活動する場所にジョイントマットを敷くと畳を保護することができます。
ささくれ対策
畳の保護ともつながりますが、ジョイントマットを敷くことで畳のささくれによるケガを防ぎます。
特にお子様が畳の上で元気に遊んでいると、ささくれで擦り傷を作ってしまったり、足を引っかけたりすることがありますので、事前に敷いておくと安全です。
デザイン
畳の部屋にジョイントマットを敷くことで、和モダンなお部屋を演出することができます。
当店の木目調のマットであれば、畳のお部屋に板張り風のスペースを作ることが手軽にでき、おしゃれな和室を演出できます。
畳の上にジョイントマットを敷くときの注意点
畳の上にジョイントマットは敷けますが、畳は吸湿性が強いので、フローリングとは違い、湿気が溜まりやすい場合があります。
畳の上にマットを敷く場合は以下の対策を行ってください。
掃除のとき定期的にはがす
フローリングのときもそうですが、掃除のときにマットを定期的にはがし、湿気を逃がしてください。
さらにカビダニ対策のため、掃除機でしっかりとゴミとホコリを取り除いてください。
マットを全体には敷かない。
畳をすべて隠すようにマットを敷くのはやめましょう。
できなくはないですが、しっかりと湿気を取らないとすぐカビが生えてしまいます。
できれば部分的に敷くことで畳の湿気を逃がし、畳の性能である吸放湿性を維持しましょう。
まとめ
畳の上にジョイントマットを敷くことはできます。
マットは畳の保護、ケガ防止、和室にモダンのテイストを入れるなど、非常に便利です。
ただ畳は吸湿性が高いので、ジョイントマットを敷く場合は湿気に特に注意してください。
普段のお手入れはフローリングのときと変わりませんが、マットをはがして数時間はおくなど、湿気をしっかりとってください。
和室でもジョイントマットを上手に使い、便利でおしゃれなお部屋を演出したいですね。