自宅や空き部屋にトレーニングルームを作ろうとした場合、まず何を床材とするか悩むところです。
格闘技など激しい運動は、床にクッションがないとケガに繋がります。逆にクッションが柔らかすぎて足を取られるようでもやはりケガの原因になります。
格闘技やトレーニングに使う専用のマットはたくさんの種類がありますが、本格的なものになるほど、高価なものになります。
そこまで専門的なものが必要ない場合は、価格も手ごろなジョイントマットを使うのもおすすめです。
今回は格闘技のトレーニングマット選ぶときのポイント、またマットの種類について解説したいと思います。
(acworksさんによる写真ACからの写真)
トレーニングマットの条件
まずはトレーニング用マットを選ぶときの条件は以下の通りです。
クッション性
格闘技などのトレーニングルームを作るうえで、まず一番重要なのはどれくらいのクッション性があるかです。
ただとにかく柔らかければいいというわけではなく、足が取られない程度の程よいクッション性が重要です。
滑らない
クッション性と同時に滑らないこともポイントになります。
シューズ、または裸足でトレーニングをする場合、しっかり踏ん張れるグリップ力が必要です。
表面に凹凸などの滑り止め加工がされているものを選びましょう。
振動対策
クッション性と同時になるべく振動が他へ響きにくいものを選びましょう。
特にトレーニングルームを二階以上の部屋で作る場合は、まず何も敷かない状態で、どれくらい階下への振動があるか確認してください。
価格
安易に安いものを選ばす、自分が欲しい品質(サイズ、クッション性など)のなかで最適なものを選んでください。
格闘技におすすめのマット
ここで格闘技などの運動をするのにおすすめのマットをいくつかご紹介します。
実際のジムの床や道場でも使用可能なマットです。本格的なトレーニングマットですが、やはり高いです。
モチベーション維持のために購入するのもいいかもしれませんが、気軽に手を出すには考える値段ですね。
柔道練習用の畳です。こちらも格闘技などを行うのに最適です。
柔道、レスリングなどを本格的にやりたい人はおすすめですが、やはり高額になります。
極厚2センチのジョイントマットです。
格闘技の簡単な練習や、筋トレなど、そこまで激しくない動きをするならこちらで十分だと思います。
格闘技のマットにジョイントマットを敷く時の注意点
格闘技用にジョイントマットを敷く場合、まずはマットのせいで怪我をしないように、対策することが重要です。
●マット全体がずれないようにする。
トレーニングなどで激しく動いたとき、足を踏ん張ったとき、マット全体がズレてしまう場合があり、危険です。
対策としては、
マットの裏を両面テープで貼る
滑り止めシートを敷く
部屋全体にしっかりと敷き詰める
などの対策で安全に運動することができます。
●マットが跳ね上がる、めくれてしまう。
格闘技などのトレーニングマットは、ジョイント式のマットが主流です。いくつかのパーツを組み合わせて敷くため、ジョイント部分のちょっとした浮き上がりでマットがめくれてしまう場合があります。
そのままにしておくとけがの原因になりますので、そうならないために以下の対策が考えられます。
大判タイプのものを選ぶ。
接合部の裏側をテープで止める。
マットを敷く前に、これらの対策をぜひ行ってください。
まとめ
格闘技などのトレーニングルームを作る場合、床に敷くマットはたくさんの種類がございます。
マットを選ぶときはクッション性や滑り止め、また階下への振動は防げるか、といった点に注意してください。
価格も本格的な運動用マットは高価ですが、まずは値段的にもお手頃なジョイントマットをおすすめします。
ジョイントマットはクッション性があり、滑り止め加工もされていますが、耐久性は他のトレーニングマットよりは劣ります。ただ比較的安価で購入できるので、消耗品と割り切ってこまめに交換するのもアリです。
マットを敷くときは、全体のずれ、めくれ上がりに注意してください。
これらのことを参考に、ぜひ理想のトレーニングルームを!!