マンションにお住まいの方の中には、「子どもが元気に遊んでいるけど、階下の方に迷惑をかけていないか心配…」と気をつかっている方も多いのではないでしょうか？
特に、小さなお子さんがいると、どうしても走り回ったり飛び跳ねたりしてしまいますよね。「静かにして！」と何度も言うのも大変ですし、お子さんの自由な成長を妨げたくないという気持ちもあると思います。
また、普段の生活音も意外と響くもの。歩く音、椅子を引く音、物を落とした音など、気にし出すときりがありません。
そんな悩みを解決するのが、防音ジョイントマットです。
今回は、防音ジョイントマットのメリットや選び方について詳しくご紹介していきます。
防音ジョイントマットのメリット
✅ 階下への騒音をしっかり軽減（走る音・飛び跳ねる音を和らげる）
お子さんが元気に走り回ったり、おもちゃを床に落としたりしても、衝撃を吸収して音を抑える効果があります。
マットの厚みや密度によって防音効果が変わるため、しっかり防音したい場合は10mm以上の厚みがあるものを選ぶと安心。 家族だけでなく、階下の住人にも配慮できるため、マンションの騒音トラブルを防ぐことができます。
✅ クッション性があり、お子さんが転んでも安心（けが防止にも◎）
マットのクッション性が高いほど、転倒時の衝撃を吸収してくれるため、安心して遊ばせることができます。 小さなお子さんがハイハイをする時期にも、膝への負担を軽減できるので、安心して過ごせる環境を作れます。 ペットを飼っている場合も、滑りにくく足腰の負担を和らげる効果が期待できます。
防音ジョイントマットの選び方
床の遮音等級について
防音性能を確認する際に参考にできるのが「床の遮音等級（L値）」です。これは、どれくらいの音を遮ることができるかを示す基準で、数字が小さいほど遮音性が高くなります。
L-40以下（ΔLL-4等級相当・特級）：高性能な防音仕様。ほとんどの生活音が気にならないレベル。
L-45〜L-50（ΔLL-5等級相当・1級）：一般的な防音性能。足音や物音をある程度軽減。
L-55〜L-60（ΔLL-6等級相当・2級）：防音効果は低め。生活音は響きやすい。
L-60以上（ΔLL-7等級相当・3級）：防音性能がほぼなく、音が響きやすい。
防音タイプのジョイントマットを選ぶさい、この遮音等級について明記があるか、確認しましょう。
クッション性のある素材を選ぶ（EVA、ウレタン、コルクなど）
防音だけでなく、お子さんが転んだ時の衝撃を和らげるためにも、クッション性の高い素材もおすすめです。 EVA素材は軽量で扱いやすく、適度な弾力があり防音性能も高めです。 ウレタン素材は柔らかさがあり、特に子どもが多く遊ぶ場所に向いています。 コルク素材はナチュラルな雰囲気があり、吸音性も高く、床の冷え対策にも効果的です。
おすすめの防音ジョイントマット３選
遮音等級特級相当（L-40〜）タイプ
厚手で衝撃吸収に優れたクッションタイプ（２cm１級相当）
おしゃれなコルクマット（遮音特級）
まとめ
マンションでの生活音が気になる方には、防音ジョイントマットがとても便利です。
選ぶときは遮音等級について記述があるか、確認してみてください。
お子さんがのびのび遊べる環境を作りつつ、階下への配慮もできるので、家族みんなが安心して暮らせます。防音効果だけでなく、防寒・衝撃吸収などのメリットもあるので、快適な住まいづくりにぜひ取り入れてみてください。